これまでも後援会の集まりでは、”特技”を生かして演奏をさせてもらってきましたが、街頭でやっていいものか、とためらいもありました。仲間が背中を押してくれてました。

わたしにとって音楽、とくに最近までやってきたジャズの演奏は、自分を表現する事だったし、音楽には人を励ましたり団結を強める力があると思っています。
この日演奏した”花はさく”はご存知NHKの震災復興キャンペーンソング。何度も演奏させてもらっています。初めて選挙に立候補した2012年の総選挙の時、復興税流用問題があり、真剣さに欠ける政治への怒りとともに、多くの国民がこの唄とともに被災地に思いを寄せているのだぞ、という思いを込めて、この曲を演奏させていただきました。
こうした演説会や後援会の集まりでは、いろいろと思い入れのある曲を選んで演奏させてもらっています。
3月1日に行う『日本共産党金沢区演説』でも1曲演奏させていただくことにしています。
いま考えているのは What a wonderful world (この素晴らしき世界)という曲です。作者はベトナム戦争を嘆き、平和な世界を夢見て、この曲を書き、ルイ・アームストロングが唄ってヒットしました。いろいろなところで使われているのでご存知の方も多いでしょう。
詩はとても単純な言葉であり、曲もシンプルなメロディーですが、この曲が使われた映画Good Morning Vietnam を見ると、その単純さに大きな主張が隠されていることが納得できるのです。
この映画の中で、この歌はベトナムへのアメリカの空爆の映像のバックに流れます。
”このすばらしい世界” は ”そうではない世界” にたいして、あたりまえの平和な生活をこの単純な旋律にのせて歌っているのだ、と思いました。
この曲を、どんな文脈で演奏するか、それは演説会に来ていただいてのお楽しみです。
どうぞ3月1日に金沢公会堂で行います日本共産党金沢演説会にお越し下さい。
3月1日14:00 - 16:00
金沢公会堂 金沢区役所となり 金沢文庫駅、金沢八景駅からそれぞれ12分。
衆議院議員のはたの君枝さん、県知事予定候補に決まった岡本一さんもお話しします。