2016年09月04日

介護サービスへの不満を言いたいというかたを訪問しました

しばらくこのブログの更新を中断していましたが、再開したいと思います。
先日、介護保険、サービスに不満をもっているというかたから金沢区の 「くらしの相談室」に連絡があった方を訪問しました。
他の政党の議員にも連絡したが、まともに対応してくれなかったので共産党に連絡をしたということでした。
要介護度2で、介護サービスを受けているが、食事の支援の時間が1.5時間から1時間に減らされたこと、介護保険や利用料が引き上げられ、電動車いすのレンタル費用も引き上げられ、不満を持っているということでした。介護制度が発足したときからの利用者さんなので、どんどん改悪されてくるという実感をお持ちでした。

 介護制度の改悪については新聞では読んでいたものの、実際の利用者のかたから話を聞くのは初めてです。食事の支援が1.5時間から1時間になるとどう変わるのか?
 とにかく食事はふだんの生活のなかで最も大きな楽しみなので、食事くらいはゆっくりとりたいのだ、と言われます。1時間ではまったく余裕がなく、話もできないということです。昼と夜が同じものだったり、毎日同じものが出てきたりするという不満も言われていましたが、余裕のないことと関係があるのかもしれません。入れ替わりいろいろな人がくくるので、連携が不十分で、食材が無駄になってしまうこともある、というのは、介護サービスのなかで改善ができることかもしれません。
 介護サービスに従事しているひとに同行してもらったので、「ケアマネージャや事業所に言えば改善できることもあるかもしれない、それでも時間の短縮とか利用料の値上げなどは国の政治の問題なので、政治を変えることが必要、そのためにも共産党を大きくして頑張りたい」、と話しました。
 訪問して感じたのは、介護はまさに生活であり、そこでサービスを切り詰めるというのは生活への大きなしわ寄せを伴うのだと言うことです。要介護1,2といえば、国の政治でさらなる改悪が狙われている対象です。生活をしている利用者の立場に立って切り捨てを許さないたたかいのために、こうした訪問で得たことを生かしていかなければならないと思いました。

厚労省審議会 サービス見直し提起

posted by 明石ゆきお at 18:04 | Comment(0) | 活動日記
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