2014年08月16日

終戦の日に金沢区九条の会の『8月15日終戦?敗戦の日 集まって話をしませんか』が行われました。充実した話が続き、戦争と平和を考える良い集いとなりました

終戦の日の今日、金沢区九条の会の集いが行われ、参加しました。
著名人を呼ぶのではなく、会のメンバーがそれぞれのテーマで話すという形で進められ、いずれのお話も印象深くとてもよい会となりました。

 1942年起こった横浜港での艦船爆発事故で、妻のお父さんが5人の日本人の犠牲者のお一人だったことを後に知ったという男性。かん口令がしかれ、お通夜でも官憲がいて、参加者は犯罪者のようにされた、特定秘密保護法強行は、こうしたことを思い起こさせたと話してくれました。
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 終戦のときは少年だったという釜利谷東の男性からは終戦前後の社会について話してくれました。終戦を知ったときには悔しさがあった。よかったという思いはかなりたってからだった。
 戦場によっては時間を稼ぐために玉砕も許されず最後のひとりまで戦わされた。 
実際の戦争のことを今の若い人は知らない。語っていくことが安倍政権の戦争への動きを止めていくことになる、と話されました。

 戦争で姉のご主人をなくした女性は、当時姉が泣いているのを見て、「女々しいじゃない」と言ってしまったことが、今でも心に突き刺さっている、と涙ぐまれます。軍国少女にされた教育のことを思わずにはいられないと話されました。

 元教員の女性は、日本と韓国では初代韓国統監の伊藤博文と彼を殺した安重根は対照的な教えられ方をされるが、ドイツとフランスは長年の努力のなかで共通の歴史教科書を作り出したという話をしてくれました。
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 横浜市では中学生にたいして戦争について反省しない特殊な立場の教科書が使われている、来年はその継続かがかかる年、政治も変える必要がある、と訴えました。

 釜利谷西九条の会のかたは、過去の戦争を自存自衛とみる立場の「日本会議」が安倍内閣19人中13人を占めていること、地方自治体でも日本会議の議員が組織されていて、群馬では朝鮮人強制連行の碑を撤去する動きがあることに警鐘を鳴らしました。

 全日空の整備をされていた会員は、米軍が配備を進めているオスプレイの特別の危険性について話してくれました。事故の数が多いということもあるが、ヘリモードと固定翼機モードの切り替えの原理から、どんな航空機でも可能としている”エンジンが止まったときに安全に下りる機能”がないという致命的な欠陥があることが問題だ、という話は説得力がありました。

 父親が戦地に行くときの寄せ書きをもってきてくれた会員は、父は戦地でのことはなにもはなしてくれなかったが、「平和のために使ってくれ」とこの寄せ書きを渡されたこと、母親は「戦争のお手伝いはもうゴメン」という絵手紙を書いてくれた、と紹介してくれました。
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 事務局をやっている人からは、砂川裁判は独立国の裁判にアメリカが干渉していたということが最近の資料公開で明らかになり、再審を求める運動が起こっていることを紹介してくれました。

 最後に釜利谷西の女性が、安倍安国参拝意見訴訟、「憲法九条にノーベル賞を」の運動への訴えをされ、時間となりました。
 たいへん充実した発言で、こうした話をもっと若い人もふくめて多くの人に聞いてもらう取り組みが今大切になっていることを感じ、また金沢区で地道に続けたれている運動があることに確信を持ちました。

posted by 明石ゆきお at 00:29 | Comment(0) | 活動日記
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